年長組のクラスでは、女の子がお父さんやお母さん宛てに手紙を書いていました。
その様子を見ていると『先生、「しょ」ってどうやって書くの?』って聞かれたので「こういう字だよ!」と紙に書いて見せてあげました。するとその女の子はその字を見本に書いていました。
文字や数字は生活の中では不可欠なものです。
園ではその文字や数字(他にも色々なねらいがありますが)を遊びの中で興味、関心を持てるように先生が歌の歌詞を掲示したり、手紙が書けるようにクラス内に準備したり、絵本を用意したりと様々な環境を設定しています。
何でもそうですが、学びの出発点は「やってみたい!」「面白そう!」と思う本人の気持ちから始まると思います。
幼稚園日記の方にも書きましたが、先週に続いて年長組2クラスが稲作のための田んぼ作りを行いました。
昨年は、休園の影響により園で作る稲は先生が植えましたが、今年は子どもたちが出来そうです。
土から作り、稲の苗を植え、成長を観察するなど作るプロセスを大切に、そのプロセスの中で子どもたちが色々な疑問を持ったり、考えたり、感じたり出来たらいいですね。
米が上手く出来たか出来なかっただけの結果ではなく、過程を大切にすることでより充実した活動になるように心掛けていきたいです。
※子どもの服が泥だらけになってしまいましたが、保護者の方にはご理解ご協力を宜しくお願い致します。
多くの子どもたちが水槽に集まっておたまじゃくしを見ていました。
ある子どもとおたまじゃくしについて話していると、「手と足が生えてカエルになったらどうなるの?」と疑問に思っていました。
子どもたちが興味・関心を持てるように子どもの環境を整えていきます。
子どもたち自ら色々なものに興味を持って、疑問を抱いて考える過程を大切にしたいです。
実際に本物の鯉のぼりや兜見たり、先生の話を聞いたり、絵本を見たり、友達同士で会話したり
色々な形で、日本の文化の1つを知ることが出来たらいいなと思います。
早速水たまりで思いっきり遊んでいました。
水たまりの上でジャンプしたり、手でかき混ぜたり、カップに入れて型抜きしたりと色々な遊び方をしていました。
※写真は4年保育(2歳児クラス)です。
泥、砂、水は混ぜると感触が変わったり、固さが変わったり、色々な形になったりと子どもから働きかけた分いろいろな変化をするので最高の教材となりますね。
全学年登園が始まりました。(4年保育は分散登園ですが)
園庭の八重桜も風に吹かれて、花びらが散るようになりました。
4年保育~年長組の子どもまで、桜の花びらをたくさん集めて見せてくれました。
こういう遊びからも季節の変化を目いっぱい感じることができますね。
また、年長組では一輪車の練習(一輪車が使用できるのは年長組のみ)ができるようになりました。
以前の年長組のお兄さん、お姉さんが一輪車をたくさん練習している姿を間近で見ていたので、自分たちが年長組になって一輪車ができることを楽しみにしているようでした。
最初は乗ることさえ難しい一輪車。
少しやって辞めてしまう子ども、何度も転びながらも練習する子どもと様々でしたが、何よりも子ども自身の意欲が繋がっていることを大切にしたいですね。
自分の下駄箱やロッカーの場所などを確認したり、年中組はクラス替えをしたので新たなクラスメートや雰囲気に緊張しているようでした。
また、4年保育も慣らし保育として分散登園が始まりました。
他学年と時間をずらして外遊びをしたので、広い園庭で走ったり、三輪車に乗ったり、砂遊びをしたり自分で遊びを選んで伸び伸びと遊んでいましたね。
身近なお友達や先生、他学年他クラスの先生やお友達と関わりながらどのように遊びは変化していくのか、子どもたちが成長していくのか楽しみです。
外遊びがメインなのですが、総合遊具で遊んだり、砂遊びしたり、うさぎにエサをあげたり、先生と一緒にケースに入っているカブトムシの幼虫を見たり(写真)、虫探しをしたりと思い思いに過ごしていました。
特にうさぎやカメなどの生き物は子どもの不安な気持ちを和らげる心の拠り所にもなりますね。
ゆっくり休んで来週からは他学年も登園します。
年長組や年中組でも新しい環境では、少しドキドキするでしょう。
少しずつ園生活、新しいクラスに慣れていってほしいと思います。
本日、入園式を行うことができました。
晴天で園庭の八重桜も綺麗に咲いており(ソメイヨシノは葉桜でしたが)、爽やかな気分にさせてくれるような入園式となりました。
いよいよ今度は保護者の方と離れての登園となりますね。
子どもたちにとっては、社会へ飛び出す大きな一歩となります。
泣いてくるお友達、ドキドキして固まってしまうお友達、楽しそうに遊ぶお友達・・・
様々な子どもの姿が見られると思いますが、進級園児の子どもたちも新入園児の子どもたちも新しい環境の中で色々考え、感じていると思います。
保護者の方には「甘やかす」のではなく「甘える」ことができるような、幼稚園で頑張ってきて疲れている子どもたちが安心できるような安全基地になって頂きたいなと思います。
それでは1年間宜しくお願い致します。