今日は1日中雨でしたね。
室内でも子どもたちの遊びを充実させるため、様々な環境が作られています。
年少組のあるクラスは絵本コーナーに行って、絵本読んだり、1人1冊ずつクラスに持ち帰ったり
年長組のあるクラスでは、段ボール片や模造紙に絵を描いたりしていました。
普段は折り紙や画用紙に個々で絵を描いたりすることも多いですが、段ボールや模造紙で描くと感覚が違いますね。
その感覚の違いを実際に感じるととても面白いと思います。
3枚目、4枚目の写真は先日植えたさつまいもの苗、トマトの苗、ポップコーンの種です。
園生活の中で子どもたちが経験したことなどを視覚化することで、子ども同士(他学年、他クラスも含め)の関わりがより増えたり、新たな疑問ができたり、振り返りが出来たらと思います。
今後、各クラスに蚕が渡ります。
虫好きな子どもたちは、蚕が卵のうちからとても楽しみにしていましたね。
今はかなり小さく5mm程ですが、これからすぐに大きくなります。
以前、4年保育(2歳児クラス)の子どもたちが撒いた小松菜の種が早速芽を出し始めました。
園庭で自由にジョウロを使えるような場所を設けて、学年問わず子どもたちが花や野菜に水をあげています。
園児全員に「毎日水をあげなさい」「育てなさい」と伝えているわけではなく、子どもたちが自ら気付けていけるように、興味を持てるように伝えていけたらと思います。
他には園で育てているきゅうりやヘチマも芽が出始めました。
園庭の砂場では年長組の女の子が砂山を作っていました。
そこに、2歳児クラスのお友達がやってきて山を壊してしまい、年長組の女の子が「やめて、壊さないで!」と声を掛けていました。
続けて「一緒に遊びたかったの?」と2歳児クラスのお友達を砂遊びに誘っていました。
2歳児クラスのお友達にとっては、何かを壊すことが楽しかったりします。
例えば砂遊びの場面だと砂団子を壊したり、砂山を壊したりとその遊びに面白さを感じることがあります。
徐々に成長すると何かを組み立てたり、作ったりすることにも楽しさを見出していきます。
この年長組の女の子は、砂山を壊されることは嫌だったかもしれません。
ただ、そのあとに2歳児クラスのお友達の気持ちを察して遊びに誘っていました。
園生活に慣れて、緊張が解れてくると今回のことだったり、玩具の取り合いなど子ども同士のトラブルも増えてきます。
それは決して悪いことではないです。
楽しいこと、嫌なことなど色々な経験を繰り返したり、色々なことを考えたりする内に人のことを考えられるようになったり、自分の思いを伝えられるようになったりと点と点が少しずつ結びついていくと思います。
本日は年中組が園外のチェリー農園へ出掛けました。
農園では、秋くらいに収穫できるポップコーンの種蒔きを行いました。
ポップコーンの種蒔きは今まで園児は行っていませんでした。
コロナ禍を機会に子どもにとって本当に必要なものは何かを改めて検討した結果、食物が育つ「プロセス」が子どもにとって大切だと考え、今回行いました。
コロナ禍だから「あれができない、これができない」とマイナス面だけを捉えるのではなく、「コロナで~が出来ないから、~をより時間を掛けて充実させよう」
このような考え方で保育を行っていきたいなと思います。
コロナ禍で残念なことも多いとは思いますが、園の方針をご理解頂けたら幸いですので宜しくお願い致します。
その他にも、各学年春の栽培として様々な野菜や花を栽培していきます。
植えて終わりではなく、学びはここから始まります。
また、園庭には子ども1人1人持つプランターとは別にゴーヤー、きゅうり、ヘチマなども同時に育てています。(教材研究も兼ねています)
匂いや形、色など子ども自身が色々な発見出来たらいいなと思います。
写真は折り紙の様子です。
折り紙は折り方に几帳面さが表れますね(大人も含めて)
1人で黙々と難易度の高い折り紙に挑むお友達がいたり、得意な子どもが他の子どもに教えたり、先生と一緒にやってみたりと1人1人遊び方が異なります。
これからは梅雨の時期に入るので、室内での遊びもより充実させていきたいです。
本日は年長組が以前作った土に田植えを行いました。
根っこの部分をしっかり土に埋め込むことや土の匂いに苦労していましたが、1人1人田植えをすることができました。
お米を作る大変さを少し感じられたのかなと思いました。
この小さな苗がお米になることには子どもたちは不思議そうな表情をしていましたが、稲が成長することを間近に見ることで色々なことを感じたり、考えたりして欲しいと思います。
ゴールデンウィークが明け、5月が始まりました。
ゴールデンウィーク中に園にいるオタマジャクシがカエルとなっており、登園してきた子どもたちは驚いていました。
カエルになると水の中から陸に上がらなければいけないそうです。
そのため、水槽から園庭にある水場に移してあげました。
興味津々な子どもたちの会話を聞いてみると、「カエルは水の中にいないと死んじゃうんだよ」「オタマジャクシは魚なんだよ!」と色々な会話がありました。
子どもたちはそれぞれ色々な経験をしており、様々な考えを持っています。
大人から正しい知識を教えることもありますが、少し教えるのを我慢して子どもたち同士で色々な意見を交わす機会も良いなと思います。