園で育てているイネを年長組が刈ってくれました。
今年度は休園期間もあり、園の稲は先生が植え、それとは別に子どもたちにはイネを持って帰ってもらい、家庭でイネ作りを体験してもらいました。
来年は園のイネも子どもたちが植えられたらいいですね。
子ども自ら植えることで愛着が湧いたり、育てている実感を持つことが出来たり、成長過程が見たりする経験がとても大切です。
今年のイネはスズメなどの鳥にお米を食べられてしまうのでネットをかけていましたが、かなりの量を食べられていて残念でした。
年長組の子どもたちに稲について質問すると、事前に本などでイネがどういうものかを見てたりしてたので、どれがお米の部分なのか、どのように食べられるお米になるのか知っているようでしたね。
イネは年長組が持ち帰りますので、是非食べて欲しいなと思います。
運動ということで、園庭での運動遊びの一場面です。
チェリー幼稚園の園庭では、様々な遊びが出来るように環境を設定していますが、どの遊びも大人気です。
写真は鉄棒をやってる場面ですが、鉄棒の近くにいると「先生、見てて!」とよく声を掛けられます。先生や保護者の方に見ててもらうと俄然やる気が出るようですね。
上手くできても、できなくてもポジティブな言葉を掛けることで、何回でもチャレンジする気持ちを大切にしたいなと思います。
また、鬼ごっこ、バナナ鬼、氷鬼をやっている姿もよく見かけます。
鬼ごっこは、走ったりすることはもちろん、止まったり、曲がったり、ジャンプしたりと多様な動きがたくさん詰まっています。
もちろん、子どもたちは運動能力を伸ばすために遊んでいるわけではないですが、「遊びにのめり込む」ことによって、いろいろな動きを繰り返し経験することが出来るので良いですね。
園入口に置いてあるので、在園児保護者の方は是非、子どもと一緒にご覧下さい。(持ち帰らないでね!)
今年は年中組のみポップコーン狩りに行き、他学年は行けずに残念でしたが、今後のみかん狩りや聖護院だいこん掘りなどは行けたらいいなと思います。
農園で収穫した作物を見るだけではなく実際に触れる体験を重ねながら、気付きがあったり、感動があったり、不思議さを感じられると良いですね。
幼稚園ではいろいろな遊び(鬼ごっこ、かくれんぼ、おままごとなど)が展開されていますが、今回は虫捕りのエピソードを紹介します。
園では4年保育のお友達から年長組のお友達まで虫取りに励んでいる姿をよく見かけます。(今月は虫の話が多いですね)
「先生これ見て!」とアリ、ミミズ、ダンゴムシ、イモムシ、クモなど色々な虫を見せに来てくれます。
毎日のように虫を探していると、子どもたちはプランターの下や木の根っこ部分、草の中など虫の居場所を徐々に学んでいるようですね。また、虫の大きさや色など微妙な違いにも気付いているようでした。
今日の話ではないのですが、数日前に年少組のお友達がミミズを持っていたところ、年長組のお友達が「ミミズ見せて!」「ミミズどこにいたの?」と声を掛け、年少組のお友達がミミズの居場所を案内していました。
虫取りという遊びの中から会話が始まり、関係が生まれていますね。(まだ友達関係までにはなっていないと思いますが)
年上の子どもが年下の子どものお世話をするだけではなく、年齢関係なく共に遊び、共に刺激し合う中で子どもたちは育つのだなと改めて感じました。
その理由としては、多種多様な画材を使い、さまざまな表現や遊びの発展を大切にしたいという思いがあるからです。
年少組ではアニメ「鬼滅の刃」のねず子を書いたり、年中組では「ひらがな書けるんだよ」と先生に声を掛け「へ」と「の」を見せていたり(他にも色々書いてました)、昨日は4年保育で先生と一緒にダンボールにクレヨンやマーカーで描いたり、シールを貼ったりと遊んでいました。
普段は自由画帳や画用紙に絵を描いたりしているのですが、ダンボールだと表面がデコボコしていて違った描き心地なので面白いですね。
その他には、「ママの顔を描く」と言い一生懸命描いたり、お友達や先生にメッセージ付きのお手紙を書いたりしています。
画材によって異なる色や太さ、描き心地などの違いを感じながら、楽しんで欲しいなと思います。
今日は朝から涼しい1日でしたね。暑い日が続いていましたが、いよいよ秋が本格的に近付いているのでしょうか。
園庭では、大きなイモムシを見つけ、みんなで大騒ぎ。(2枚目の写真)
怖がるお友達がいる一方で、葉っぱを被せたり、枝で突っついたりと興味津々のお友達もいました。
最終的には虫好きの年少組の男の子が捕まえて、カップに入れていました。その後もイモムシがいる場所には常に子どもたちが集まっていましたね。
他にもオシロイバナの蕾を集めたり、木の蜜に興味を持って触ってみたり、落ち葉を集めて雨のように降らしたり(葉の大きさや形の違いにも気が付いていました)と身近な自然の中で多くの発見があったようです。
これから季節は秋になっていくので、虫、葉っぱ、花などいろいろな変化を感じて欲しいなと思います。
また、他の場所では大縄をしている年長組をずっと見てる年中組や年少組の子どもの姿もありました。
年長組のお友達が縄を飛んでいる横で一緒に飛んでみる年中組、ただじっと年長組の姿を見つめている年少組
年長組のお友達から刺激をもらっているようでした。(写真は撮れていませんが)
学年、クラスによって、帽子の色が異なります。
写真を見ると遊びの中で他学年、他クラスの子どもたちが多く関わり合っている様子がわかってもらえると思います。
(もちろん、昨年度同じクラスだったことから関係が続いてることも多くあります。)
名前を知らなくても、どのクラスかわからなくても、一緒に遊びに夢中になれるのは良いですね。
園では常に新しい本を取り入れており、毎日、絵本に触れる機会があります。
「だるまさんシリーズ」と「おしくらまんじゅう」は内容を覚えたようで、みんなで声に出して、先生と一緒に読んで楽しんでいます。
また、7月は「たまごのえほん」、今月は「みんなのほねほね」を子どもの方からリクエストされています。
絵本を読むことが子どもにとって楽しい経験として残っているからこそ、絵本のタイトルや内容を覚えていたり、先生や友達に自分の知っている絵本のことを話したいと思うのでしょうね。
幼稚園日記の方にも書きましたが、絵本は絵が独特で楽しかったり、フレーズが面白いです。
子どもにとって絵本を読む大人の声が心地良かったりしますので、今後も絵本を楽しむ時間を大切にしたいですね。
今回紹介した絵本になります。絵本選びの参考になればと思います。
「おしくらまんじゅう」作・絵 かがくい ひろし 出版社 ブロンズ新社
「だるまさんシリーズ が・の・と」 作・絵 かがくい ひろし 出版社 ブロンズ新社
「たまごのえほん」作 いしかわ こうじ 出版社 童心社
「みんなのほねほね」作 柏原 晃夫 出版社 東京書店
毎日のようにうさぎにエサをあげたり、撫でたりしてる姿を見かけます。
年中組、年長組のお友達はうさぎが小さいときから知っているので、大きくなったことなど成長を身近に感じているようです。
カブトムシの幼虫からサナギ、成虫のように過程が見えることは良いですね。
来年にまた成虫になって土から出てくるので楽しみです。
ポップコーンを上手く取るためには、下に向けて引っ張ると綺麗に取れるのですが、高い場所にあったり、虫がいたりとなかなか苦戦していました。
その中で2枚目の写真のように友達同士でポップコーンを並べて大きさを比較している姿を多く見る事ができました。ポップコーンを並べて大きさの違いを測ろうとする所を見るとさすが年中組だなと感じます。
数や形についての知識だけを単に教えるだけではなく、生活の中で子どもたちが興味・関心を持ち必要性を感じて、数えたり、大きさを比べたりすることが大事ですね。
日々の幼稚園生活の中で豊かな経験をすることによって、興味・関心を深めていければ良いなと思います。
収獲したポップコーンは皮を剥き、干したあと、後日ポップコーン作りをして食べようと思いますので楽しみですね。
本日で今年度のプールは終了となります。(年長組は年間のセントラルスイミングがありますが)
チェリー幼稚園のプール活動ではまず水に触れる、水と遊ぶことを大切にしています。
遊びの中で水に触れる、水の中に入る、水に顔を付ける、水に浮く、水の中で移動する、バタ足をしてみる、泳ぐといった段階を踏みながら、挑戦する気持ちを育むようにしています。
自分なりにハードルを設けて「やってみる」のが良いですね。
プールで遊ぶ子どもたちを見ていると子ども同士で刺激し合ってる姿もよく見ますね。
友達と一緒にプールサイドにつかまりバタ足をしたり、バケツに水を溜めて溢れている様子を楽しんだり、プールの底に沈んだ玩具を潜って集めたり、どちらが長く潜っていられるか競ったりと遊びの種類も豊富です。
4年保育(2歳児クラス)にとっては、着替えの機会ともなりますね。
(4年保育は安全面に配慮し写真の大型プールではなく、ビニールプールに入っています。)
天気が良ければほぼ毎日のようにプールに入っているので、少しずつ自分の力で着替えが出来るようになっているようです。
プールでの遊びは身体全体を使っているのでしっかり休んで、また来週から元気に登園してほしいと思います。
徐々に暑さも和らぎ、園庭では4年保育のお友達がコオロギを見つけ、追いかけていました。3人程でコオロギに夢中になっていましたが、同じことに夢中になる、楽しさを共有できるのは良いですね。
少し前までは、セミやカブトムシに夢中だった子どもたちも季節の変わり目を体全体で感じているのではないかと思います。
昼食後は避難訓練を行いました。全園児がスムーズに園庭に避難する練習です。
災害の話を聞くと思い出されるのは東日本大震災の「津波てんでんこ」の話です。小中学生が各々にその場で考え、避難し、多くの命が助かったという話です。
自分で判断するということは誰にとっても難しいことではありますが、子どもたちには自分で考える力、自分から行動できる力を少しずつ培って成長してほしいなと思います。