今年度は日々の子どもたちの生活の制限が余儀なくされたことが何よりも残念な1年でした。
言葉をたくさん覚えていく時期なのにマスク越しの会話をしなればならなかったり(口の動きがわからない、表情がわかり辛い)
昼食は楽しい時間であるはずのに、話せなかったり、パーテーション越しだったり、
園庭では息苦しいマスクを付けて鬼ごっこをしたり。
しかし、その中でも子どもたちの自分たちで楽しいことを見つけて行く力には日々感心させられていました。
園としては、子どもの活動は極力抑えてはならないという方針を軸に、感染対策とのバランスを考えながら保育を行っていきました。世界的に未知な感染症で目に見えないものなので大変難しい判断が多かったですが、
その際、保護者の方にはご理解、ご協力を頂きありがとうございました。
卒園したあとはいよいよ小学校入学ですね。
小学校では「勉強」が本格的に始まります。
幼稚園で遊んでいたときに感じたような「なんでだろう?」「どうすれば良いのかな?」と思ったり、自分で試行錯誤したり、友達、先生、家族と協力したりしてたことは「勉強」の基盤になります。
世界には知っていることよりも知らないことの方がはるかに多いです。
子どもたちには幼稚園でたくさんの遊びを経験し学んでいったように、知らない事に対しての好奇心を大切に小学生になっても大人になっても学ぶ気持ちを持ち続けて欲しいなと思います。
改めて、卒園おめでとうございます!
本日は、4年保育(2歳児クラス)、年少組、年中組の修了式を行いました。
今年はコロナで始まり、コロナで終わった1年間でしたが、この日を迎えることができ、安心しました。
保護者の皆様には、1年間を通してご理解、ご協力頂きありがとうございました。そして、来年度も宜しくお願い致します。
今日の子どもたちの様子を見てみると
常日頃から子ども同士、先生子ども間で手紙のやり取りをしている場面を見かけるのですが、修了式の今日も手紙のやり取りをしているお友達がいたり(写真は年少組の女の子同士です。)
「~組さんのままでいい」と名残惜しそうなお友達や「年長さんになったら~組がいい」と次のクラスに期待感を持っているお友達がいたり
私から「~君はもう年長さんになるんだね!」と話し掛けると、「そうだよ!もう裸足で壁も走れるし!」と自信満々に話しているお友達がいたりと
子どもたちなりに今のクラスで過ごす日が今日で最後ということを理解しており、不安、寂しさ、期待など様々な感情が入り混じっている様でした。
どれも大切にしたい子どもたちの気持ちですね。
来年度の子どもたちの成長も楽しみです。
最近はとても暖かく、春を感じる日が多くなってきましたね。
昨日、今日で年少組では公園散歩に出掛けました。
最初は公園内の大きな遊具でたっぷり遊びました。
ある子どもは転んだ後も何事もなかったように再び遊び始め、改めて子どもたちの逞しさを感じましたね。
また、公園には大きな池があり、鯉やカメ、カモなどを見ることが出来ます。
写真は池に架かる橋から鯉を見る様子。
子どもたちは自分たちでどうやったら見ることが出来るのか考え、這いつくばって板の隙間から鯉を探していました。
子どもたちの発想力には毎日驚くばかりです。
先生に普段から絵本を読んでもらっているようで、先生の読み聞かせをしている姿を真似していました。
文字を完璧に読んでいるわけではなく、絵を見て自分なりに話を考えたり、絵の中の情報をお友達に伝えている様子。
子どもの想像力の豊かさを見たり聞いたりしているだけでもとても面白いですね。
近隣の公園の小川で流しびなを行いました。
例年は3月3日のひなまつりに合わせて行うのですが、今年はコロナ禍ということもあり、学年、クラスを分散し本日最後の学年の年長組が流しびなを行いました。
近隣の方、ご理解ご協力ありがとうございました!
少し遅れての流しびなとなりましたが、無病息災を願う行事ということもあり、子どもたちもそれぞれ思うことがあったようです。
子どもたちの声を聴いてみると、「これでコロナがなくなるといいね!」と呟く子どももいましたね。
伝統行事を行うことだけではなく、その意味を知る機会となりました。
園の外でも様々な職種の方が働いています。
園の近隣では現在工事をしており、興味津々で見学する子どもたち。
子どもたちが「何してる?」と聞くと、優しく答えて下さり有難うございます。
保育では子どもたちを取り巻く環境を物的環境、人的環境と捉えて表すことがあります。
物的環境は玩具、遊具、自然など、人的環境は担任の先生をはじめ園内で働く先生など子どもの周りにいる人々がそれぞれ保育の中では環境として捉えることがあります。
この環境を充実させることが保育では大事だと思います。
今回は偶然的な出会いでしたが、とても貴重な機会となりました。
チェリー幼稚園では、担任の先生以外にも他学年、他クラスの先生や預かり保育の先生、さくらんぼクラブ(プレ保育)の先生、バスの運転手さん、事務の先生など
子どもたちは多くの大人と関わります。
多くの人と関わる園生活の中で、子どもたちには大きく育っていってほしいなと思います。
年少組では、チェリー農園で種芋植えを行いました。
来年度のじゃがいも堀りに向けての種芋植えです。
子どもの中には種芋の切り口を嗅いでみたり、種芋に付ける灰に興味を持ったりしていました。
じゃがいもが出来るのがとても楽しみですね。