お絵描きする紙は真っ新な紙でも十分良いと思うのですが、選択肢として丸や三角など簡単な形が描いてる紙も用意しました。
子どもによって形から思い浮かぶイメージは異なり、丸は顔を描くこともあれば、1枚目の写真のように2枚の紙を繋げてオラフを描いたり
三角はクリスマスツリーを描くこともあれば、2枚目の写真のようにきつねを描いたりしていました。
真っ新な紙から1から描くことも面白いのですが、ちょっとしたきっかけ(この場合では丸や三角)を作ると子どもたちのイメージがさらに膨らむと思います。
2枚とも年長組の子どもたちが描いていましたが、面白い作品となりました。
写真のように子どもたちは落ち葉の山に寝っ転がったり、身体全体を使ってダイナミックに遊んでいます。
また、今回集めた落ち葉は農園の肥料として使用する予定です。
普段の遊びに四季ならではの遊びを加えると遊びの幅はどんどん広がっていきますね。
2人の年中組の男の子が自分たちで作った泥団子をここまで運び、落ち葉をかけて隠しています。
以前も同じ場所でむき出し状態の泥団子があったのですが、それはいつの間にかなくなっていました。
色々な経験が積み重なって、「今度は落ち葉をかけて見えなくすること」を思い付いたようです。
子どもたちは遊びの中で色々なことを考えています。
どんなに小さい子どもでも一見同じような繰り返し遊びの中で考えを巡らせています。
様々な知識をたくさん覚えていること、先生や保護者の言うことを100%忠実に行動に移せることが幼児教育で育みたいことではなく
子どものやりたいこと、すなわち遊びを通して考える習慣(思考力)を育むことが幼児期に大切にしたいことの1つだと考えています。
園庭には年長組専用に一輪車を設置しています。
1学期から何度も何度も挑戦しては派手に転んでいたので「大丈夫?」と聞いたら、「うん。いつも転んでるから大丈夫」と答えてくれました。
そして、最近になって一輪車が乗れるようになり、走る距離もどんどん伸びています。
そのような子どもたちの姿を見て、逞しいなと感じます。
他の分野でもそうですが、失敗しないように失敗しないようにと大人が先回りで手助けするのではなく、失敗してもまた立ち上がれるように関わることが時には大切なのかなと思います。
例年は郵便局へ施設訪問行く際に年長組が纏めて投函したり、昨季は新型コロナ感染症が拡大傾向にあったため、園内の手作りポストに投函したりしていました。
今年はなるべく子どもたちには本物の経験をさせたいと思い、実際に近所のポストを使わせて頂きました。
ある年中組の男の子は、投函する際に「届きますように」と手を合わせて拝んでいたり、子どもたちなりに想いを表現していて良かったと思います。
近隣の方にはご協力を頂きました。
有難うございました。
園の全学年共有スペースの絵本コーナーにお絵かきコーナーを設置しました。
細かい配慮なのですが、お絵かき出来る紙は写真のようにサイズをいくつかに分けています。
大きいサイズの紙を使ってもいいし、小さいサイズの紙も使ってもいい、お絵かきしてもいいし、絵本を読んでもいい。
園ではクラス単位で様々な活動を行いますが、それ以上に子どもたちには様々な選択肢を用意して、そこから選べるように環境を設定することもたくさんあります。
子どもの意思を優先しすぎるとわがままになるんじゃないか?子どもが好きなことをずっとやっていて視野が狭くなるんじゃないか?遊んでばかりでいいのか?という意見もあるかもしれませんが、
「~ちゃんが~やってる。自分は~してみよう」「~は面白そうだな。自分もやってみよう」など
点(Aの遊び)と点(Bの遊び)が線で結びつき集団の遊びや友達関係に繋がっていくこともあります。
普段の遊びの中で、子どもが文字に興味を持って必要感を持つからこそ学びに繋がります。
その興味を持つものやタイミングは子どもそれぞれ違います。
例えば、先生、同じクラスの友達、他学年の友達との手紙のやり取りの中で文字を書くのが好きになったり、電車が好きで駅名や路線を覚えたり・・・
子どもたちが生活の中で、色々なものに興味・関心を持てるよう、また、その興味・関心をより深められるように保育者は環境を作っていきます。
さつまいもを土から掘り起こすのは大人でも一苦労です。
子どもたちも1人で掘るのが難しかったら、2人3人と助けてくれる友達がいて、力を合わせて掘る姿が多くありました。
2人で掘っている女の子はさつまいもが2つ付いてることを発見して、「1つはわたしので、1つは~ちゃんのだね」と話し合っており、こういう子ども同士の関係は素敵ですね。
改めて子どもは子どもたちの中で成長するのだなと思いました。
園に帰るバスの中では、クラスでさつまいもの重さを量りたいという子どもたちの意見もあって、今までの園生活の中でポップコーンやじゃがいもなど重さや長さを比較してきた経験が積み重なってきたのかなと感じました。
最初は室内で個人撮影を行い、そのあとは園庭でクラス写真や学年写真の撮影を行いました。
個人撮影を行ったあとに、男の子に「かっこいい写真撮れた?」と聞いたら、「撮れたよ!でも、~ちゃんが笑かしてきて大変だった」と嬉しそうに話していました。
年長組の子どもたちは卒園まで5ヶ月程ですが楽しく過ごせたら良いなと思います。
本日年中組では二十日だいこんを植えました。
年中組もすでにみかん狩りを行っていたので、年少組と同じくみかんの皮を活かすことになりました。(1枚目)
二十日だいこんの種はとても小さく(2枚目の写真)、子どもたちは「赤ちゃんだ」って言いながら植えていましたね。
ちなみにみかんの皮は肥料の他にも虫除け対策にもなるそうです。年少組では先週収穫したみかんの皮を細かく千切って干しておきました。(2枚目の写真)
休み明けの今日はその干したみかんの皮を保育者のアイデアで今回栽培するヒヤシンスの土に混ぜて肥料として使いました。(3枚目、4枚目)
子どもたちは鉢を作る段階から何色のヒヤシンスが咲くのか、「ぼくは白がいい」などと友達同士で話し合っていましたね。
子どもたちなりに期待感を持っているようです。
予め1人5個程度の収穫と決めて行い、
子ども自身がみかんを数えて「〇〇個みかん取れた!」「あと〇〇個だ!」と言いながらみかんを採っていました。
何気ない一コマですが、文字や数字は子どもの必要感があってこそ、学びに繋がっていきます。
かくれんぼなどでオニが10秒、20秒数えたりするのもそうですね。
日常生活には文字や数が溢れていますので実体験を通して、子ども自身が「文字や数があったら生活(遊び)が面白くなるな」と徐々に気付いて、子どもたちの生活がより豊かになればいいなと思います。
秋の大運動会、令和4年度の入園面接を終え、11月が始まりました。
連休明けの今日は早速4年保育(2歳児クラス)の子どもたちが園バスに乗り、チェリー農園に出掛けました。
農園ではみかん狩りを行いました。(写真のみかんは見辛いですがたくさん実っていました)
4年保育の子どもたちにとっては、園バスに乗ってチェリー農園に行くことは初めてで乗る前から興奮している様子でしたね。