普段の生活の中でスーパーやレストランなどのお店に行くとセルフレジやロボットのウェイターなど一部の仕事が人間に代わってロボットが行っていることが当たり前になりつつあります。
ご家庭の中にはロボット掃除機などもあるかもしれません。
以前、AIと教育がテーマになっている本を読んだり、話しを伺ったことがありますが、この先、AIに奪われる可能性がある仕事として、前述以外には運転手や事務員なども含まれるそうです。
このような仕事の共通点として、情報処理の正確性・速度・一貫性が求められるということです。
反対にAIが進歩しても残る仕事と言われているのが幼稚園教諭、保育士、教師などの研究・教育分野やエンジニアなどモノを生み出すクリエイティブな仕事などです。
少し過激な話になりましたが、今の子どもたちが大人になって働くようになる頃にはどのような仕事があるでしょうか。
将来、どのような仕事が残り、新たな仕事が生まれるのでしょうか。(昨今生まれた仕事youtuberはクリエイティブな仕事に分類されると思います)
そんな時代を生きていくためには、一斉一律に言われたことを忠実にこなすことだけで十分ではないはずです。
※戦後まもなくの大量生産大量消費の時代は一斉一律の教育が良しとされていました。今の時代には鼓笛、組体操などに色濃く残ってたりします。
チェリー幼稚園では目に見え辛いものとされていますが、創造する力、表現する力をより育んでいきたいと考えています。
そのため、以前より素材、廃材、道具を多く保育に取り入れようと検討しています。
幼児期に創造すること、表現することがきっと子どもたちが大人になったときに活きると信じています。
先日、九州のある幼稚園の公開保育に参加させていただきました。
この公開保育では、市長、教育長、大学教授を始め、北海道、長野、東京、大阪などで幼稚園や保育園に務めている多くの保育者が参加しました。
公開保育と言っても何か特別なものを行うというより普段の子どもたちの遊ぶ姿をたくさん見ることができます。
子どもたちのやりたい気持ちを引き出し、そして、思う存分遊びこめるような環境を先生方は構成されていました。
年長組の保育室では空き箱でビー玉転がし(ビー玉迷路)を作っていて、いくつも作品が置いてありました。1つ1つの作品をよく見ると落とし穴の位置が絶妙だったり、坂道が立体的に出来ていたり、子どもたちのこだわりが至る所にあり、大人から見てもとてもワクワクするものでした。
その他にも年中組の子どもが絵の具を混ぜて自分が納得いくような色を作っていたり、ある男の子は細かい段ボール片で黙々と立体的な箱を作っていました。
子どもの遊びには成長していく上で大切なものが沢山含まれているなと改めて考えさせる機会となりました。
見習いたい所が沢山あったので、チェリー幼稚園でも少しずつ取り入れていけるように出来たらいいなと考えています。
本日、親子クラス会を行いました。
今まで小運動会という名前で父の日に因んだ行事として行っていましたが、今年から親子クラス会という名前に変更し、内容も少し変更しました。
変更の主な理由として
・父の日(父親)に限定するのではなく、親と子ども、親子間、子どもと先生などより多くの人間関係で楽しめる行事にすること。
・運動会という名前が付くことで、内容が運動会で思い浮かべる競技に偏ってしまうことから、行事の名前をオリジナルの名前にすることで、活動内容の幅が広がること。
・日々の保育の延長線が行事であること。行事本番だけでなく、行事前後でも子どもがやりたいと思えることを大切にすること。
本番の今日は気温が上がり、風も強かったですが、和やかな雰囲気で行うことができたのはないでしょうか。
もちろん、今後も反省、改善しなければならないと思いつつ、子どもたちが喜んでいる姿が見られてよかったです。
令和6年度が始まり約1か月あまりが過ぎました。
GWの中日で少し生活リズムが変わったりしますが、新入園児の子どもたちも少しずつ園に慣れてきたようです。
朝、登園すると「~ちゃんいるかな?」「~くんと遊ぶんだ」と友達のこともお話してくれる子ども。
泣いていても自分なりに向き合って、気持ちを切り替える子ども。
園生活に慣れて、本来の自分に戻って自己主張をする子ども。
みんなそれぞれの姿があります。
そこで大事にしたいのは時間をたくさんかけて、穏やか雰囲気を心掛けることだと思います。
穏やかな雰囲気が園全体で感じることができれば子どもは安心することができるし、たくさんの時間があれば子どもが色々考える時間が作れます。
保護者の皆様も長い目で見ていただけたら幸いです。
また、少し話が変わりますが、今月保護者参加型の行事を予定しています。
行事は普段の保育の延長線上にあると考えているため、行事のために毎日とことん練習するのではなく、普段の保育の中に少し行事の要素を入れつつ最近は過ごしています。
行事の目的は後日改めて載せますのでお時間あるときに読んでいただければと思います。
それでは、楽しいGWをお過ごしください。